魔法が存在し聖剣も存在する、勇者もいれば魔王もいるこの世界だが、田舎町で定食屋の給仕をしている只の町娘であるエリーには関係ない話であった。 ちょっと(?)抜けていて昔の記憶が無いエリーだが、頼まれた仕事は何とかしようとする真面目な娘だ。 今日も定食屋の店長の無茶ぶりで魔の森まで魔物の肉の調達へ……。 あれれ、何かおかしいな? と思いつつ魔物を狩るエリー……その姿を他人が見たら、本人が言う通りの只の町娘には思えない。 魔の森は、冒険者か普通の人なら護衛を雇わねば足を踏み入れることさえできない危険な場所なのだ。 そもそも只の町娘は、一般人が立ちよらない魔の森で魔物を狩りいくような真似は絶対にしないものなのだが……。
更新:2021/5/19
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